産後 栄養 納豆

 

産後 栄養

■助産師のすすめる「まごわやさしい」

 

私が助産師になったばかりの時、先輩助産師から教えていただいた「まごわやさしい」という言葉。

 

産後のお母さんへの退院後の生活指導の時に、栄養指導を行います。

 

私はどうも栄養指導が苦手で、栄養素などの勉強はすごく苦手でした。

 

そのとき、先輩が教えてくれた「まごわやさしい」

 

これは、1日に必要な栄養バランスのとれた食材の頭文字を並べた言葉です。

 

これらの食材をまんべんなく摂ることで、栄養バランスの良い食事ができるということです。

 

これは産後に関わらず、すべての人に共通していることで、昔から栄養が良いから摂るようにされてきた食品ばかりです。

 

まず「ま」は豆類です。大豆や小豆、納豆、油揚げ、枝豆、高野豆腐など。

 

この中で一番手軽に摂れるものってなんだろうな〜と思うと、私は納豆だな!と思いました。

 

実は私、納豆が大好きです。

 

なんとなく健康にも良いイメージを持っていたので、一人暮らしの時は毎日のように食べていました。

 

あまりに毎日食べていたので、飽きてしまって食べなくなってしまいました。

 

すると、不思議とお肌の調子が悪くなったり、便通が悪くなったりと、身体の調子に影響がでたんです!

 

 

■納豆のこと、詳しく調べてみました

 

納豆って健康に良いイメージでしたが、具体的にどういう栄養素が含まれていて、どういう効果があるのか、知りませんでした。

 

調べてみると、納豆にはビタミンB6が含まれています。

 

このビタミンB6は肌を再生させる働きをします。

 

また、豊富に含まれているビタミンEと納豆にだけ含まれるナットウキナーゼという特別な栄養素の働きで、血液はサラサラになり、体内の血行は良くなります。

 

産後 栄養

 

その結果、身体のすみずみまで良質な血液が送られ、健康的な肌になるのです。

 

もちろん、この効能は肌だけではありませんが、芸能人の上戸彩さんは美のために納豆をたくさんとるようにされているようです。

 

もともと納豆が大好きで、美しく、健康でいるために、納豆を愛用されているそうです。

 

また、モデルの山田優さんも納豆を毎日欠かさないそうです。

 

産後2ヶ月でモデル復帰した山田優さんは、産後の体型戻しにも納豆をおすすめされています。

 

 

■産後女性に嬉しい納豆の効能

 

前項で述べた美肌効果も、産後女性にとってはとても魅力的な効能です。

 

産後はホルモンバランスの崩れ、水分不足、寝不足など様々な原因で肌荒れが起こります。

 

しかし、他にもたくさん、納豆には素晴らしい効能がありました!

 

まず、納豆には食物繊維が豊富に含まれており、100g中に6.7gも含まれています。

 

産後 栄養

 

これは、食物繊維含有量の多い食物ランキング18位です。

 

18位ときくとう〜ん、微妙・・・と思ってしまいますが、上位のものはゆでいんげん豆、ゆであずき、ゆでひよこ豆など・・・はっきり言って毎日摂りやすいものではありません。

 

納豆は日々の生活で取り入れやすい、食物繊維が豊富な食べ物だと言えます。

 

食物繊維は腸の動きを活性化させ、スムーズな排便を促します。

 

逆に食物繊維が不足すると便秘になり、便が固くなり痔になることもあります。

 

特に産後のお母さんは授乳をしているため、たくさんの水分を出しており、体内の水分量が不足しがちになるため、便秘になる方が多いです。

 

また、出産時の傷が気になり、排便のために力を入れにくいという方も多く、便秘の予防が大切です。

 

産後 栄養

 

そして、納豆には鉄分やたんぱく質、ビタミンB12などの栄養素も多く含まれるため、身体づくりに効果的で、特に貧血予防・回復に効果的です。

 

出産の時に多かれ少なかれ必ず出血をします。

 

その出血は平均してだいたい産後1ヶ月程度続きます。

 

そして出産時の出血から身体が回復しきらないうちから、授乳が始まります。

 

母乳は血液からできているため、貧血状態だと良質な母乳が作れないだけでなく、貧血が進むと母乳の分泌量も減ってしまいます。

 

そのため、食事で貧血を改善することはとても重要です。

 

さらに、たんぱく質を摂ることにより、太りにくく痩せやすい身体づくりにも役立ちます。

 

産後の体型戻しで1番重要なのは、授乳でしっかり栄養分を赤ちゃんに渡すことです。

 

そうすることで母体の余分な栄養分は排出され、授乳しているだけで体重はしっかり減ってくれます。

 

納豆を愛用している山田優さんも、「授乳していたら体重が戻った」とおっしゃっています。

 

しっかり母乳をだせる身体づくりが、1番の産後ダイエットだと考えられます。

 

 

■納豆の摂り方

 

納豆は優秀な食材だということはご紹介しましたが、たくさん摂れば摂るだけいいと言われるものでもありません。

 

どんな優秀な食材でも食べすぎはよくありません。

 

産後 栄養

 

芸能人の上戸彩さんは納豆を1日6パックとると言われていたようですが、納豆はプリン体を多くふくむ食品でもあります。

 

摂りすぎると、最悪痛風などの病気になる場合もあります。

 

カロリーのことも考えると、1日2パックまでが良いとされています。

 

また、納豆の有効成分は加熱に弱いため、できるだけそのまま食べる方がよいでしょう。

 

炒め物に使ってもおいしい納豆ですが、炒め物に使うのであれば、最後の仕上げに追加するなど、極力火を通さない方が有用です。

 

ほかほかのご飯に乗せる、程度なら心配いりません。

 

私は便秘がひどい時は、納豆にエゴマ油を少し入れて食べます。

 

ネットで調べた食べ方ですが、今のところこの食べ方で100%便秘解消できています。

 

気軽に取り入れやすい納豆、是非毎日取り入れてみてください。